細野辰興（映画監督）

神奈川県出身。映画監督。日本映画大学准教授。今村プロダクション映像企画を振り出しにディレクターズ・カンパニーで

助監督時代を過ごし、今村昌平、長谷川和彦、相米慎二、根岸吉太郎の4監督に師事。1991年『激走 トラッカー伝説』で監督デビュー。以来、ジャンルに捉われず社会性のある骨太なエンターテイメント作品を発表し続ける。映画『貌斬り KAOKIRI』は「シャブ極道」（役所広司主演）、「竜二Forever」（高橋克典主演）に引続き日本映画史上最強のスキャンダルをモチーフに放つ監督10作目。2018年2月には念願の一人芝居『レプリカントは芝居ができない？　』（出演・田山由起）の作・演出に挑み好評を博し再演が待たれる。現在、新作映画&舞台の企画開発中で細野ワールドの進撃は続く。

佐藤利明（娯楽映画研究家・オトナの歌謡曲プロデューサー）

1963年生まれ。構成作家・ラジオ・パーソナリティー。娯楽映画をテーマに、新聞連載、数多くの映画DVDの企画・解説などマルチに活躍中。「1969」（Pink Martini、由紀さおり）のスペシャル・アドヴァイザーをはじめ、エノケン、ロッパ、クレイジーキャッツなど、歌謡曲・ジャズ・サントラのCDをプロデュース。2015年文化放送特別賞受賞。著書に「寅さんのことば　風の吹くまま　気の向くまま」（東京新聞）など多数。

木下ほうか（俳優）

1964年大阪府大東市生まれ。1980年俳優としてデビュー。これまで数多くの映画・テレビドラマに出演。2002年細野辰興監督作品「竜二Forever」に出演後、2003年「著作者人格権」に鬼迫哲役として出演、2016年に「貌斬りKAOKIRI～」に同役で出演。「痛快TVスカッとジャパン」のイヤミ課長で代表されるような個性的な役柄で活躍。その反面ゆったりとした大阪弁で冗談をとばし、悠然とした姿は幅広い世代の心をつかんでいる。